ベトナムの雇用

ベトナムで就職先の見つけ方

ベトナムで仕事を先を見つける方法について紹介します。
ここで記載する方法は現地採用の方向けとなります。

ベトナムの転職エージェントを比較しているサイトも参考にしましょう。
[厳選] ベトナム転職エージェント&求人情報サイト22社を徹底比較
海外転職おすすめ転職エージェント19選

先ずは求人情報サイトで探す方法です。
海外を専門とした求人を取り扱う求人情報サイトは幾つかあると思います。
一番有名なのがカモメだと思います。中国がメインのように思えますが、ベトナムの求人も結構掲載されています。
ただ直接企業とのやりとりを行うことになるため、手間がかかるのであまりオススメはしないです。

続いてはフリーペーパーで探す方法です。
現地在住者向けフリーペーパーには求人情報が掲載されています。
後述する人材紹介会社や求人情報サイトと比べると求人掲載料は格安なこともあってか、募集されている求人情報は少し難ありの求人が多いように思います。例えば、給料や待遇面が悪くてなかなか人が集まらない仕事などです。
一番よく聞くのが、求人にお金を書けないので給料がなかなか上がらないということです。
やはり働いているからには給料が上がらないのはありえないですよね。

最後に人材紹介会社です。
海外で就職先を探すときには人材紹介会社を利用するには多くの利点があります。それはベトナムでも同じで、利点ばかりです。履歴書を提出し登録さえしておけば、自分にあった求人を紹介してもらえます。面接後、就職までの面倒な手続きのサポートはもちろんのことです。意外なとこですと給料や待遇面の交渉も行ってくれるので至れり尽せりだと思います。

日本人がベトナムで働くために必要な就職方法

近頃、ベトナム就職が人気を集めているようで毎月のように来たばかりの日本人に会うことが増えてきました。
そこで今、ベトナムで就職することを考えている人に、ベトナムで働く方法を紹介したいと思います。

ベトナムで働く前に気を付けておきたい落とし穴
日本人がベトナムで働くってどういうこと?

大まかに分けると二つです。それは駐在員と現地採用です。
それぞれについて説明しますと、駐在員というのは日本で採用されており、日本に所属する会社員として駐在するということです。この利点は、なんとも言っても給料や待遇面ですね。現地で働く一般的な人よりも給料は高く、待遇面に関しては申し分ないです。お手伝いさんがいるようなサービスアパートメントに住むことが出来るだけでなく、ドライバーが付いた社用車の利用も可能です。欠点は、どんなに生活に親しんでも任期があったり配置転換があったりと長くは住めないことがあります。またルールに縛られている場合もあります。それはバイクに乗れないなどです。
ただ友人を見ていると、上司のパワハラが凄いように思えます、日本からの出張者がいれば毎晩のように相手をしないといけませんし、飲みに行くとなると断れないようです。そういうのが好きであれば問題ないとは思います。
もう一つの現地採用は、ベトナム現地で仕事を探して働くということなので、基本的には給料が低いです。現地採用の給料の相場は1500ドルから2000ドルです。もちろん経験年数や技術によってもっと増えることもあります。ただ待遇面は海外保険以外については聞かないです。たまに家賃補助があるところもありますが、駐在員の方と比べると金額はしれています。
現地採用の良いところは、結構自由があることですね。バイクが好きであれば、乗り回しても問題ありません。

ベトナム労働者の最低賃金システムは持続可能か?

来年予定されている賃金の引き上げ額は、幸運にもその引き上げられた賃金を受け取る人々の生活賃金よりもはるかに低いものです。現在のベトナムの労働者の最低賃金はシステムは10年ほど前に作られました。2005年終わりから始まった大きなストライキの波は、インフレであったにもかかわらず、7年間も据え置きされていた外資系企業の工場の最低賃金への抗議を生み出しました。

その結果、最低賃金は40%引き上げられ、労働者・雇用者・行政それぞれからの意見をもとに、3部構成の最低賃金システムが作られ、それが今日に至っています。毎年、国の労働組合連盟、ベトナム労働総連合、労働・傷病兵・社会省、そしてベトナム商工会議所の代表者たちが一堂に会し、翌年の最低賃金価格について協議、決定を行います。

最低賃金は4つの地域によって異なり、各地域の生活コストを反映したものとなるようにされています。地域Iはハノイやホーチミン市で、最低賃金も最も高く、また、地域IVは農村地帯で、最低賃金も最も低く設定されています。

2018年の最低賃金レベルはすでに決定され、2017年よりも6.5%上昇することとなりました。それに伴い、地域Iの最低賃金は、ひと月あたり3億9,800万ベトナムドン(175米ドル)となる予定です。地域Ⅱは、3億5,300万ベトナムドン、地域Ⅲは3億900万ベトナムドン、地域IVは、2億7,600万ベトナムドンです。

最低賃金システムは、労働者にその年の公正な賃金の引き上げを保証するための、安定的な手段であるべきものです。けれども、このシステムそのものに大きな問題が浮き彫りとなってきています。一番わかりやすいものは、賃金レベルが生活に必要なレベルに到達していないことです。

ハノイに拠点を置く雇用関連のリサーチセンターが行った最近の調査では、グローバル生活賃金連盟のために実施されたもので、ホーチミン市の生活賃金が6億4,400万ベトナムドンとなることが分かりました。これは明らかに、2018年に労働者が受け取る3億9,800万ベトナムドンの最低賃金を大きく上回ります。

ベトナムの農村地帯の生活賃金を400万ベトナムドンをやや下回るほどと導き出したこのプロジェクトは、地域IV の2億7,800万ベトナムドンでは遠く及ばないが、2018年から毎月保障されるでしょう。2016年の生活賃金の計算が正確だったことから、さらに生活賃金は上昇していると言えるでしょう。

低賃金で働く人々の最低賃金と必要最低限の生活費のギャップは変化しつつあります。そして現在の最低賃金システムでは、もはや構造的に最低賃金の引き上げを行うことができなくなるでしょう。トンドゥックダン大学で労使関係学、および労働組合学を指導するジョー・ベリー氏とヘレナ・ワーセン氏は、この問題について研究を続けてきました。2人は公的に最低賃金を固定化する手順に強く焦点を置くことに批判的です。最低賃金の金額やそれを算出する方法についての正式かつ、技術的な議論は、これまで、力のある利害関係者の中でのみでした。世界的な事例を見てみると、アメリカの「ファイト・フォー・フィフティーンダラーズ」では、ベトナムでの現行の最低賃金改定手順は不適切だと議論されています。さらに、その手順では労働者に生活賃金を保証するために必要とされる大きな賃金の引き上げには決してつながらなず、逆に社会運動や草の根運動が必要とされるというのです。

例えば、現在の最低賃金システムを最初に作った行動主義などです。また、最低賃金システムに焦点を置きすぎることへのもう一つの問題は、賃金を必要とするだけでなく、労働者はその他の福利厚生なども必要だということです。雇用者側の社会保険負担や、伝統的なテトボーナスなどです。

テトボーナスは、旧正月の最後に13か月分の給料が支給されるボーナスで、多くの人が規制のための旅費や家族への贈り物に使います。多くの雇用者が最低賃金の引き上げに伴って、人件費削減のため福利厚生をカットしています。テトボーナスも雇用者が被雇用者に支払いを行わないか、現金の代わりに余剰株で「支払う」ため、徐々に失われつつあります。社会保険基金は大きな問題となっており、まもなく枯渇してしまうでしょう。多くの雇用者が規則に反して基金への支払いを怠っているのです。

最低賃金に関しては、法的に未解決の問題もあります。

例えば、最低賃金のポリシーがどのように、そしてどれほど多くの労働者を守ることができているが不明瞭であるということです。パートで働く人々が特に問題となっています。

「労働法典の条項34.3では、最低賃金システムで保護されることも含め、パートタイム労働者はフルタイム労働者と同様の権利と義務を所有すると述べられています」と労働法専門家でホーチミン市の顧問のドーハ氏は指摘します。

「しかし、実質的な問題があります。毎年発表される最低賃金レートはフルタイム労働者に向けたものです。」

「パートタイム労働者の最低賃金の換算法についての明らかな規定やガイダンスはありません。」と、同氏は述べています。そうすると、実際には雇用者が自由に、パートタイム労働者にちょうど良いと思われる最低賃金を決めることができるのです。ドーハ氏はまた、最低賃金政策に守ってもらいたいなら、労働者側は労働契約書の取り交わしが必要となると付け加えています。

ところが、ほとんどの人がこの労働契約書というものを持っていません。多くの人々が被雇用者と個人事業主の間の不明瞭な立ち場で働いているのです。

非正規雇用の多い労働市場で働く人々、例えばグラブドライバーやウーバードライバーなどは労働者としては分類されず、安定した収入の保証はされません。さらに、ハ氏はたとえ労働者側が明らかに雇用関係にあったとしても、「今は多くの雇用者が被雇用者と市民契約を交わしています」と続けます。

市民契約は「労働基準から逃れるためのもので」、法的に労働契約とは異なります。このことがさらに、最低賃金が労働者を守っているかどうか法的に不明確な状況を作り出しているのです。

最後により根本的な問題として挙げられるのは、ベトナムとグローバルサプライチェーンとの本質的な関係についてです。国際労働機関のベトナムのチャンヒーリー事務局長は最近のインタビューで、輸出製品生産業の会社はよく最低賃金の引き上げと海外のバイヤーからの要求の合間の落とし穴に陥ると指摘します。

衣類のような、海外のバイヤーが喜んで製品に支払う金額は、何年も変わらないままです。同時にバイヤーからの、効率の向上や工場の衛生面、安全面の改善というような企業の社会的責任を果たすための要求もされます。けれども、製品にかかるコスト増加や、工場運営費の節約実現のために、サプライチェーンのトップに君臨する多国籍企業が意欲的に支援を行うことははありません。

ベトナムの多くの工場では、上からは海外バイヤーによる収益の圧迫、下からは最低賃金の増加を求められているのです。その結果、工場側は最低賃金の引き上げには反対の立場を取ると同時に、そもそも引き上げが不可能という状況にあるのでしょう。現行のベトナム最低賃金システムは、各年で公正な最低賃金引き上げの交渉を行うための安定的、かつ継続可能な方法を提供するために作られました。

このシステムは、まったくないよりはましですし、労働監督者や検査官はその交渉をしっかり監視しています。しかし、最低賃金交渉に焦点を当てることで、見過ごす、あるいは隠すことのできない根深い問題が浮き彫りとなります。もしそれらの問題に注意が向けられていないなら、誰かがそうしなくてはなりません。