ホーチミン市が就業時間の分散化の拡大を検討

ホーチミン市人民委員会は同市開発研究院(HIDS)に、学校、および就業時間の分散化の効果を早急に再評価することを求めました。また、都心部で悪化、拡大の一途をたどる交通渋滞についての実現可能な解決法を提案することも同時に課しています。

8月の会議で市人民委員会のグェンタンフォン委員長は、HIDSを任命し、9月には実現可能な解決策を提案するよう要求しました。この要求は9月5日に行われた社会経済ミーティングでも繰り返されています。時間交代制のシフトワークシステムが採用されたのは、2001年のことです。2007年10月、市人民委員会はこのシステムを交通渋滞や事故の削減のための緊急プロジェクトに取り入れました。しかし、市議会議員が認めなかったため、人民委員会は地方自治体や、一部の地域、一部の地区などで実施したのです。

市教育訓練課は、小・中・高等学校で学習ステージごとに15分ずつ時間をずらして授業を行う方法を採用しました。さらに、教育産業は同じエリア内の学校に授業時間をローテーションでずらして交通渋滞を緩和させるよう協力するよう求めました。その後、学校付近の交通渋滞は実際に緩和されたため、この解決策は効果的であることが証明されました。

ホーチミン市輸出加工区当局(Hepza)によると、ほとんどの企業は行政が定めた業務時間に従ってシフトを組んでいるとのことでした。そのため交通渋滞は業務開始時間の30分前か、終了時間の30分後に、規則的に発生していました。3シフト制を導入した企業が出たおかげで、状況は改善されています。011年以降、Hepzaは16の工業地帯と輸出加工地帯で、業務時間を変更し、ローテーション式のシフト体制にしました。しかしこの体制を実施するにあたり、企業の生産活動と同様、子供の通学の送迎など労働者の日常生活にも影響を及ぼすという難点も生じているとHepzaの代表は述べています。

目下、関係当局もローテーション式シフト体制をいくつか提案しています。1つは学校の時間は変えずに、政府当局の就業時間を変えるというものです。人民委員会、政府当局、社会政治団体全てが一続きに時間を30分ずらし、2シフト制で業務を行います。90分だった休憩時間は60分に減らされます。

朝の最初のシフトは午前7時から11時30分までとし、その次のシフトが午前7時30分から11時30分までとします。午後は、午後12時30分から4時、その次は午後12時30分から4時30分までのシフトとなります。この変化は役人や公務員、労働者に影響を及ぼすものですが、程度としてはそれほどではないでしょう。現在、12万2,000人の人々が政府当局や公共サービス機関で働いています。

就業時間を変更することで、ラッシュアワーのピーク時の自家用車の30~60%、およそ3万6,600~7万3,200台ほどの減少が見込まれます。

このような方策を取りますが、当局は公務員や企業が午前7時から午後4時30分までは確実に働くようにするつもりです。

HIDSの代表者はによると、この方策により交通渋滞でのダメージがなくなることで、高い経済効果がもたらされるとのことです。政府当局が提案するもう一つの解決策は、市の人民委員会、当局、軍の就業時間や、学校の授業時間の再編を行うことです。

公務員の就業時間、および学校の授業時間は、月曜日と金曜日は午前8時から午後12時、午後1時30分から5時30分とし、火・水・木曜日は午前7時30分から11時30分、午後1時から5時とします。

この方法では、月曜日と金曜日の渋滞の改善が期待できます。月曜日と金曜日はホーチミン市を離れたり、帰ってきたりする人々でいつもひどく混雑しているためです。けれども、これでは月曜日と金曜日の子供たちの学校の送迎が困難となってしまいます。

そのため関係当局は保護者や学校で働く教師達から意見を求める必要があります。これまでに述べた方策は市の人民委員会に提出、認可に先がけて改善を行っているところです。

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